捨てる瞑想

今、目に映るすべてが真実で、目の前のことに集中することが今をいきるということだと思います。過去を振り返って想い煩うことはない、未来を案じ思い煩うことはない。今ここが全てです。毎瞬毎瞬、今を大切に生きよう。もう関わることはない人への必要のない感情は捨て去る事、許すこと、、許すこととはたぶんその人の影響をうけないと誓うこと。

先日、ヨガスートラの中で確かこんな一説を聞き瞑想しました。トラが湖に訪れる話、、(ある行者さんが湖にいくとトラが襲ってくる、その行者は棒をもってトラが来た時に備える。一方もう一人の行者さんが湖に行ってもトラは襲ってこないそう・・なぜならその行者は棒を持たないからだ。)この話の後に自分の過去の記憶から自分が棒を持っていたから争いがうまれてしまった経験を内観した。めっちゃ武装して怖い顔の私も出てきた。そんな情景もただ映画を観るみたいにジャッチせずに受け取ってみる。そしてその瞑想の終わり方はこう・・最後に心で「私はもう棒を持ちません」と唱える。すると苦しみがとけていった。そして瞑想の最後は辛かった過去記憶にサヨナラーって健やかなラベル付けをして空に放つイメージをした。なんだか心が軽くなった。

雨の日ですし、昨日は満月だったので、捨てる瞑想にいいタイミングかと思い、今日はこんなことを書きたくなった。何かフィットする事があれば、こんな瞑想を実践してみてください。きっと雨の後の空がきれいなように、心が清々しくなるかもしれませんー。ナマステ