無事、ピラティスアライアンスの試験が終わりました。2日間に渡る実技試験は項目が4つあり、まさかの1つで普段ならあり得ないほどのミスを重ね、落としてしまいました。。でも、後悔はありません。
なぜならこの4ヶ月、寝ても覚めてもピラティスの事(ほぼ試験な事)ばかり考えて空き時間はできるだけ勉強に取り組んできました。SNSに取られる時間すら惜しく、インスタもやめました。真剣に取り組み、学び得たピラティスの知識はわたしにとって財産です。これからの指導や自己のトレーニングに活きていくという自信がもてるまでになりました。ただ、ここ一か月位は気がついたら、試験・・試験・・と、その事だけに囚われ苦しくなっていく自分も生まれていました。大好きなピラティスが嫌いになりそうになる時期もありました。その都度気持ちを切り替えてマットに座ってました。そして迎えた当日に、まさかの凡ミスの連続・・でも終わった後に思ったのは、やりきったという感情です。全然レベルは違うかもしれませんが、スポーツ選手が引退を決めて挑む試合に敗れた後のコメントで「結果は負けましたが、後悔はありません」みないな発言をされていますが多分あんな感覚かな・・。ここで(今回のピラティスアライアンス)今の私が学ぶべきことは全て学んだと思いました。
日々環境や心は移り行きます。本来の自分がわからなくなった時、呼吸を整え、瞑想する時間が私(自我)を私(真我)に戻してくれます。上に書いたことを言葉にするまで結構な時間をかけて内観しました。心が決まったら楽になりました。そして、誓いを立てたくて、昨日は息子と辺戸御嶽・安須森御嶽へ行きました。結構激しいアスムイの山もこれまでとは比べものにならないほど短時間でスルスルてっぺんまで上がれました。これはやっぱりピラティスのお陰だとも気づきました(笑)
私はフィットネス業界で30年間いつも何かしら、いろんな資格にチャレンジしてきました。落ちたらもちろんその瞬間から再試験でもなんでもやって絶対取りにいくと、頑張ってきました。でも今回は違いました。これが最後なんだとなんか自分の奥(アートマン)でそれを感じました。これからの私のスタイルはこれまで学び得た運動指導の経験や知識とヨガの智慧を私にとって大切な人(エムズのメンバー様や産前産後、子育て期のママ、更年期の女性や家族、知人、私に関わる全ての人)へ伝えることなんだとはっきり気づきました。そしてもうひとつ改めて気づいたのは、この四か月間ピラティスにどっぷりつかってた私はストイックにというか強く自分を追い詰めていました。そしてだんだん苦しくなった時、落ち込んだ時にヨガのレッスンをすると心が楽になりました。やっぱり苦しい時に自分を助けてたのはヨガの智慧なんだと実感しました。ヨガの道は私の人生そのものなんだとも悟りました。だから私の魂の向く方向にを進みます。こんなに深くこれからの事を内観できたのは、たぶんこの試験に落ちたからだと思います。それに気づくと・・「これでいいのだ」「すべてはこれでいいのだ」と腑に落ちました。
アスムイで大いなる自然の風の中で海を眺め、呼吸を整え、目を閉じると、自分の誓いより最初に頭に強く浮かんだのは「平和」「絆」「愛」でした。天変地異は私達人間がどうすることもできません。でも、人が支えあいながら、この大きな変化の時代を乗り越えることはできるのだと思います。私は沖縄の聖地アスムイで心から平和を祈りました。天道(大自然)は私達には変えられません。自然だって災害というおおきなデトックス期に入っててきっとその調和を取ろうとしています。私達人間もそれぞれの心の置き所で調和を取ることはできます。私は私の人生の起こってきたこと、これからも起こる事に対して、いつも善を尽くす努力をするとともに「これでいいのだ」と心と体と魂の調和を取っていきたい。そう思い誓いの祈りを行いました。
なんだか色々こころのままに書いてたら飛びまくりましたが、今日はここまでにします。
最後に、昨日のサンデーモーニングヨガで行ったヴェーダ瞑想のテーマをかいて終わります。皆さんも、大地震が起こり得る今だからこそ、大自然について考え、そして自分の人生についてよかったら内観してみてください。
「天道も人道も 調和 これでいいのだ」
この聖句は天(大自然)の計らいも人が生きるこの社会の営みも、それぞれがベストな調和状態を私たちに見せている、という智慧の教えです。~インド五千年のサイコセラピー・木村慧心先生の本から引用~
このテーマを見て目を閉じ、それぞれが瞑想する時間を持てたら嬉しいです。