富士山でのヒカリ

だいぶアップ遅れましたが💦無事富士山のてっぺんから素晴らしいご来光を観ることができました。何度も何度もリタイアしそうになりましたが、、その度にちょっと休んで呼吸を整えて、またトライして・・という感じで無事山頂まで行くことができました。一人で参加したツアーで、、申し込んだときは一人だと気楽だーなんて、1人での登山のメリットを感じていましたが😅正直・・一人で乗り越えるには結構ハードな時間帯もありました。そんな時、たまたまツアーに参加していた優しいカップルさんがいて、なんとお二人は沖縄の方だったので、辛い時間帯もお二人に励まされ、なんとか登頂まで行けました。

登山はいわば人生のようなものだなーと強く感じました。上を目指している時は必至で、ひたすら目の前の高いミッションを乗り越えていきました。私は一人だったので山登りの間中、瞑想状態でした。自分の人生を振り返ったり、家族の事、仕事の事、色々考えました。そして8合目超えたあたりからは、思考も低下し、呼吸も苦しく、少しの吐き気もでてきて、これは、、もしや、、高山病の手前かと怖くなりました。しかもとにかく寒い💦息苦しさと寒さの中で(多分二時間ぐらいかな)登頂に着くまで、「こんなところで終わらない」と、自分を励ますためなのか、神様への祈りなのか、わかりませんが、気がついたらずっと心の中でガヤトリーマントラを唱えていました。とにかく無心でマントラ唱えて呼吸整えて、、すると呼吸も楽になり内側から力は湧いてきて、なんとか登頂へたどり着きました。その後に目に映るご来光は格別でした。

登頂についたら山登りは終わりではなくもちろん当たり前のことですが下っていかないといけません。これも人生と一緒だ・・私は今回の自分の中のテーマは50歳の自分の今後の人生をも見つめるという目標があったので下山になんとなく心のポイントを置いていました。

登頂までの道のりがハードだったので下りは楽にというか楽しめながら挑めました。周りをみたら、かなり膝に来ている方や足先の痛みに苦戦している方もいましたが、私は結構平気でした。下山はひたすら傾斜が続く(しかも4時間近く)のでとにかく爪先に体重がのりやすくさらに歩幅が大きいと良く滑るので、歩幅を小さく、しかもかかとから着地するほうがよかったです。下山しながら、一応日々運動していてよかったなーなんて考える余裕すらありました。

もちろん目の前の足元を観なければ転ぶし、注意は必要だけど、ツワーの参加者の方とおしゃべりしたり、富士から見下ろす絶景に癒されながら楽しく下山できました。

前日の11時に5合目を出発し3時ごろ7合目に到着。牛丼を食べて仮眠をして、夜10時に出発、そこから休むことなく登頂を目指し5時ごろにご来光を観て、6時ごろから下山・・5合目に10時に着くというかなりタイトな長ーい一日を過ごしました。その後、ツアーについていた温泉で登山の疲れをとることができました。

結論として、、富士登山は一度はチャレンジできてよかった。。でも二度はできない・・でもこの体験は私の中で大切なものとなったことだけは間違えいない。

あの朝日に誓った想い、そして感動は一生忘れない😃